「勇気凛々」りんこのブログ

長年勤めた外資系の会社をいきなり退職して会社員脱出!日々思ったことを書いています。

AKB48

AKB48については、もうすでにいろいろ書かれているし、もうそろそろこのブームも去るであろうから書こうかどうか迷ったのであるが、やはり一度まとめておきたいな、と思って今日は書いてみる。

土佐日記のような書き出しですが)

 

 AKB48は、あまり気持ちのいい存在ではない。

ピンではやっていけない、手の届きそうなレベルのそこそこ可愛い女の子たちをそろえて、モテない男性からお金をしぼりとる構図に見えるからである。

プロデューサーの秋元氏は、本物も見かけたことがあるのだが、ぶよっとして全く素敵には見えない。

氏の恋愛の指南のような本も見かけるのであるが、いやいやあなたには聞きたくないです。それを言うと、男性からは「でも、元おにゃんこの女性と結婚してるんですよね?」とくる。えぇ、男好きのするタイプの方とご結婚されていますが、工藤静香などのA級レベルではないです。(「男好きのするタイプ」というのは、一般的に女性からは美しく見えないことが多い。)

モテない氏だからこそ、モテない男性の気持ちがよくわかり、つけいる商売を考えられたのではないか?と勘ぐってしまう。そうそう、彼女のいない男性は、心の隙間にも入りやすいし、お金にも余裕があるし。

(しかし、氏は、私の大好きな「川の流れのように」の作詞を手掛けており、もしかしたら本当の氏は、お話をしたら虜になる、モテモテの方なのかも知れないが、残念ながら私には知る機会がない。)

 

「商売」が見えてしまうこと自体以外で不愉快なのは、メディアから見える彼女たちの様子である。

「総選挙で一位になってセンターへ!」10代から洗脳されたかのように無邪気に努力しているのがとても痛々しい。テレビで歌っているのを見て、可愛い!素敵!と思うのはわかるが、そのために、「握手会」で、決してお付き合いしたくなるようなタイプではない(オブラートにつつみました)男性達に出来るだけ多く自分の前に並んでもらうよう頑張るわけ。

握手が悪いわけではない。実力派の歌手とか、作家とか、俳優とか、これらの方々と握手したいのは、「雲の上の存在」の方のパワーを感じたいからで、かつ滅多にない機会だ。しかしAKB48の場合は、お金(それも大した金額でない)を払えば誰でも得られるし、並ぶ男性の気持ちは上記とは違うと思われる。

規則という「恋愛禁止」で、それを破った方々が丸坊主にしたり左遷されたりといったことも、「商売」の狙いが垣間見えて気持ちが悪い。

 

もしも、AKB48が、女優やピンでの歌手への登竜門なのであれば、それはそれでいい。しかし、そもそもピンでいけないレベルが集まっているのだし、登竜門かどうかを見極めるには今しばらく時間が必要だ。(卒業された方々には頑張ってほしい。)

 

私には、彼女たちが「頑張っている」理由が全くわからない。どんどん「使い捨て」されているように見えるから「やめなさい!」と教えてあげたいのだが、そもそも彼女たちがピュアに見えていること自体、私は秋元氏マジックにだまされているんだろうか。実はあの子たちはみんな、あざといんだよ、という情報があればいいな、と思っている。