「勇気凛々」りんこのブログ

長年勤めた外資系の会社をいきなり退職して会社員脱出!日々思ったことを書いています。

「私の花嫁姿のほうが美しかった」

こういったことを書く前には、まずは自分のことを高く高く棚にあげておいてから。

でないと何も書けなくなってしまうから。

 

以前の話だが、会社の同僚が、会社を辞めて、韓国にお嫁に行った。「沢口靖子に似てる」とよくいわれている美しい人。韓国式の結婚式で、会社からも何人かが韓国へ行って参加した。

参加した人から会社で写真を見せてもらった。チマチョゴリが美しい。チマチョゴリ以外にも、ウエディングドレスのもあり、韓国では、スターのようにポーズをとって沢山写真を撮るらしく、どれもきれい。彼女は息をのむほど美しく、私はすっかり感動してしまった。

「わぁ、本当にきれいね!美し~!」

そこには私以外に、写真を見せてくれた人を含めて3名いたのだが、その返事がなかった。

「???」

ひとりが、「民族衣装だから、雰囲気違うわね。」と言ったのを除き。

3名とも既婚者で、常識人である。

どうして3名とも、一言もほめなかったんだろ?

それはおそらく、彼女が美しくて悔しかったか、「私の花嫁姿のほうが美しかった」ということではないかと。

その方たちは、いわゆるプチ美人。(素は中の上くらいで美人ではないけど、身ぎれいにしておしゃれにしている人たち。)

よく言われるように、男性は、「美人」と「プチ美人」が一緒に見える。だから彼女たちも、若い頃はちやほやされて「美人」と同等の扱いを受けてきたから、久しぶりにライバル心がわいてしまったのだろう。

結婚式や子どもの写真を見る時には、基本、中身に関係なく、「きれい!」「かわいい!」「素敵!」「優しそうね!」と、まずは思考をストップして言うことにしている、面倒くさがりやで世俗にまみれた私とはずいぶん違う。むしろこれくらい、自意識をもちたいものだと思った。(言葉に責任を持っていますよね。)

しばらく彼女たちのことを「コワイ」と思ってしまっていたのだが、その状況を冷静に眺めて分析している自分のほうが、ずっとこわいかもしれないと思いなおした。

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ちなみに、プチ美人について。女性は、美人とプチ美人をきっちりと区分けしています。林真理子さんのエッセイにもよく書かれている通り、美人でないのにモテる人は女性から悪口を言われます。会社で、本当の美人はいじめられませんが、プチ美人は目立ちたがりやの○スにいじめられます。会社で女性のいじめを見ていると、ほぼこれに該当しますね。なぜか?は「ズルい」という嫉妬でしょうね。

 「女性は嫉妬深くてこわい。」と思いますか?いやいや、女性の嫉妬なんて、たいしたことないです。会社の会議で、すご~く馬鹿らしい意見を言った方に対しても、男性は一言その意見をホメてから自分の反対意見を述べます。先々どうなるかわからないのですから、相手に恥をかかせて恨みを買わないように気を遣うわけです。嫌ったら、権力を持った際に、息の根を止めるまでやりますからね、男は。会社で何人もそんな方々の戦国時代を見ています。「男性はサッパリしている。」と単純に思うのはやめましょう。