「勇気凛々」りんこのブログ

長年勤めた外資系の会社をいきなり退職して会社員脱出!日々思ったことを書いています。

ビタクラフト WMF ドイツ/ アメリカの調理器具がいい?の不思議

料理が好きなほうなので、時々人を家によんだりする。

それでよく、調理器具を何を使っているのか、聞かれる。

私が思う、日本人に合った調理器具は、アメリカ・

ドイツメーカーのもののようだ。(不思議なことに。)

 

言うまでもなく、アメリカ・ドイツの料理は美味しくなくて

有名だ。ドイツに住んでいたことがあるが、どうも「だし・こく」

の認識がないように思えた。アングロサクソン(イギリス)の舌が、

我々とは違う、と言われているからそのせいか。

でも、デザインには機能美があり、料理の仕上がりもとてもよい。

 

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・なべ、フライパン

 まずは、故丸元淑生氏の推奨で有名なビタクラフト

 アメリカのメーカー。ステンレス5層~7層。IH用もあり。

 アルミなべを使うと食品に溶け出しがアルツハイマーの原因

 になるといわれているがステンレスはその心配がない。

  ビタクラフトは10年保証がついている!

1.比熱が高いので、保温調理が出来る。

  熱のまわりもいいため、肉の焼きちぢみが少ない。

  ゆでるものは、沸騰したところに投入したあと

  火を消してよい。(例:パスタ)

  ただし、比熱が高いということは、沸騰するまでに

  アルミなべより時間がかかる。

2.温泉たまごが好きな人は、おすすめ。簡単に出来る。

3.アルミなべ、一般的なフライパンに比べ、重いのと、

  あたたまるのに時間がかかるので、最初は水滴をおとして

  油や材料の投入時期をチェックすることが必要。

  ただし、すぐ慣れる。

私は、小なべ、中なべ、フライパンを持っている。

一度に買い替えずに、持っていたものが使えなくなる度に

買い替えていって今になる。

そして、一番古いものは保証期間の10年を超えているが、

取っ手のネジを時々しめるだけで、まだ使っている。

 

そうそう、ドイツといえばフィスラーも有名。ガラスのふたで、

中が見えるし、使いやすそうであるが、比熱の高さを利用したい方は

ビタクラフトのほうが上。

 

フランスのル・クルーゼのホーローなべ。

煮物など、おそらくこれが一番おいしく出来ると思う。

さすがフランス!

知人のフランス人と日本人のご夫婦に何度か食事に招かれて、

あまりのおいしさに、調理器具を見せてもらった。

それがル・クルーゼ

有名な、オーバル(だえん)のオレンジなどの美しいカラー。

そのまま食卓にだせる、というのがうたい文句。

しかし、とっても残念なのだが、私はおすすめしていない

何しろこれは重すぎて、普通の日本人女性の体格には向かないからだ。

(前述のフランス人は、ご主人がお料理を作っていた。)

パリに行った時、料理の美味しい国でフライパンを買おう、

と意気込んで、見てまわったのだが、こちらも鉄が厚くて重すぎる。

なべにしろ、フライパンにしろ、厚くて重いものは、

美味しくできるのだろう。素敵なル・クルーゼ

どうしても欲しい人は、とにかく小さいものを。

でないと、キッチンのこやしになる。

 

従って、ほぼ毎日自炊の人に向くなべ・フライパンは、ビタクラフト

 

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・圧力なべ

 WMF(ドイツ)を使っている。こちらも機能美があり、

 きれいにはずしておそうじも楽。そうじ好きの

 ドイツ人らしいつくり。

 

前述のビタクラフトは、ごはんも美味しく炊けるのだが、

玄米は難しい。しかし、玄米をWMFの圧力なべで炊くと、

前日から水につける必要もなく、ずっと早く、

ぷちぷちに美味しく炊ける。

また、各種豆も、(こちらは前日から吸水要だが)

短時間でゆでられる。圧力なべを使ったことがなくて

ちょっとコワイという人も、

説明書を読めば、たいしたことではない。

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・包丁

昔、ドイツに旅行すると、ゾーリンゲン

(今は日本でもブランド名がドイツと同じになって

ツヴィンゲル)の包丁を買ってくるよう頼まれた。

しかし、最近は、ドイツ人に、「日本の包丁がほしい」と

頼まれることが増えた。

日本の包丁が有名だってこと、私も知らなかった。

私は昔ドイツで買ったゾーリンゲンの「SANTOKU(三徳)包丁」

を使いつづけているが、これから買う人はぜひ、

デパートに行って、日本製のいいものを選ぶといい。

なお、時々しか出番のない出刃包丁は、木屋のを使っている。

 

また、欧米のメーカーの包丁を買う時には、

刃の部分のカーブを確認すること。

日本製はまっすぐだが、欧米製でカーブしているものがあり、

それは、日本では「トントン」と上下に平行に動かして切るが

カーブしているものは、手首を動かして前後にゆらす切り方用。

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まとめ

「弘法は筆を選ばず。」と言うが、ほとんどの人は

弘法大師ではない。

器具が助けてくれるなら、いいものを選んで使い倒そう。

 

なべ、フライパンは、ビタクラフト。

圧力鍋は、WMF。

包丁は、日本製で、使いやすくてデザインのいいものを。

毎日使うものだから。